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​桜梅桃李倶楽部

智慧第一の舎利弗でさえ理論・理屈ではなく妙法を信じる事で悟りを得た。

  • 5 日前
  • 読了時間: 3分
日蓮

まず第一前提として日蓮正宗寺院にて、御授戒又は勧誡を受けて日蓮正宗信徒となる事から始まります。

それは、戒を受ける事で本門戒壇の大御本尊様に繋がり、仏力・法力を賜る信仰が出来るからであります。


法華経譬喩品に、 「舎利弗尚此経に於ては、信を以て入ることを得たり」


■原文


舎利弗尚此経に於ては 信を以て入ることを得たり

(法華経・方便品)


これは 妙法(法華経)に入る条件は“信心”以外にない

ということを示す、法華経の中で最も重要な一句の一つです。


■1. 文意の核心

• 舎利弗は智慧第一の大声聞

• 論理・学問・修行のレベルは最高峰

• しかし 法華経(妙法)だけは「智慧では入れない」

• 唯一の通路は 「信」その一つ である


つまり——


◆仏法の最高峰である妙法は、理屈や修行の量で理解するものではなく


◆ただ「信心」でしか入れない境界


であることを宣言した句です。



■2. 「信とは何か?」


日蓮大聖人様は、この“信”を次のように定義します。



◎御書①


「信とは智慧を以て信と為すに非ず」

(四信五品抄)


→ 信とは「理解してから信じる」ものではない。

→ 理解を超えたところにある働き。



◎御書②


「法華経を信ずるを以て智慧と為す」

(諸法実相抄)


→ 法華経を信じること自体が智慧。

→ 信心が智慧を生む。



◎御書③


「信は智慧の種なり」

(開目抄)


→ 信心が先。智慧は後から湧く。



◎まとめ


日蓮大聖人様の教えによれば“信”とは


① 理解より先に起こる心の作用(信じる心)


② その信心が智慧を生み


③ 智慧によって妙法の功徳が自ら展開し


④ あらゆる境涯が開ける(悟り)


という 妙法に特有の因果の順序 です。



■3. なぜ舎利弗でも「信」でしか入れなかったのか


舎利弗は、仏弟子の中で 智慧第一

膨大な経典の意味を論理的に理解し、禅定にも長けていた。


しかし——


◆妙法(法華経)は、智慧・学問・修行の“作用”では開くことができない


◆妙法は「久遠元初の自受用身の境界」


→ 生命そのものの根源

→ 理性の領域を超えている


だから、


大聖人曰く「信心は大事中の大事」


つまり、

智慧第一の舎利弗が手放したのは「智」ではなく「慢」。

そして、

信で入り、智慧(如来の智慧)を得た。




■4.「信を以て入る」の“入る”とは何のことか?


これは単なる理解ではない。


◆“仏の境涯へ入る”


すなわち

• 妙法を受持する生命

• 本門寿量の境涯

• 久遠の仏の悟り


ここに入ることを意味する。



■5. 日蓮大聖人様の仏法における「信」の特殊性


妙法への“信”には他宗の信心と決定的に異なる点がある。



◎① 信じる対象が「絶対の法」


日蓮大聖人様の仏法でいう信とは

“人格”や“神”を信じるのではなく


◆宇宙法則そのもの(文底の妙法)を信じる


という絶対普遍の“法”への信。



◎② 信ずると境涯が変わる


妙法は 自受用身の仏の境界 そのものなので

信心が起こると、

その人の生命が自受用身へ触れる。



◎③ 信で“仏の智慧”が湧き出る


舎利弗の智慧は「学問の智慧」。

妙法に触れると「仏の智慧(如来の智慧)」が出る。



■6. この一句は「末法の成仏の根本式」である


日蓮大聖人様は末法万年の人々への結論として


「信心を要とせよ」(御義口伝)


と重ねて説かれた。


理由は明確で、


◆末法の衆生は智慧がない


◆修行もできない


◆煩悩具足


◆迷いが深い


だからこそ

唯一入れる道は 信心 のみ。



■7. まとめ(核心)


「舎利弗尚此経に於ては 信を以て入ることを得たり」


この一句は、法華経全体の核心を要約するとこうなります:



★法華経(妙法)は知恵では理解できない


★妙法に入る扉は「信心」ただ一つ


★信心が智慧を生み、仏界が開く


★末法における成仏の公式は「信心→智慧→悟り」


【桜梅桃李クラブ:村田】


 
 
 

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